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ジャンクなフェルナンデス(FERNANDES) ZO-3 復活
ゴールデンウィーク初日の今日。ちょっと寄ったハードオフで見つけた赤いZO-3。ジャンク品で3,500円。

結構キレイなので気になってじっくりと見てみます。説明には電池の線が切られていてスピーカーから音が出ない、と書いてある。そんなのは配線すりゃぁいいだろ!と思ってしまう。他にはジャンク理由ないのだろうか?

別のハードオフではネック折れのキレイな紫色のZO-3が5,000円で売られています。外観は紫ZO-3の方がキレイなのだが、この赤いZO-3だってさほど汚いというほどでもない。ネックは真っ直ぐだし、とりあえずは使える状態なんじゃないのだろうか?

ふと数年前のジャンクな黄色いZO-3が頭をよぎります。リサイクルショップで衝動買いしてしまったジャンクな2,000円のZO-3。弾いてみるとビビリがひどく、結局ゴミになってしまった苦い思い出です。
でも今ならちょっとくらいの事なら直せるんじゃないだろうか? それにこのZO-3、フレットがほとんど減ってない。もし使えたら、練習用に最適な気がする…

でっ、買いました。

ジャンクなフェルナンデス ZO-3 
ねっ、いいでしょ、見た目は…

で、電池BOXを開けると、9V電池(006P)のスナップって言うんですか? 電池とつなぐところが無い…

ZO-3のアンプユニット
スピーカーの裏を空けてみると、電池へいく線が切断されていて、スピーカーにつながる線も外されてました。どうして?

まぁ、こんなのは半田付けすればいいだけのことなんだけど、基板が壊れているかどうかは確認しておきたいところです。9VのACアダプタをつないでテストしてみました。
そしたら動作OK! 使えるじゃないですか、このZO-3。

でもやっぱりビビリがひどいんですよ…
ネックは真っ直ぐなのになんででしょう? 弦がどこに当たっているのかを調べると、異様に弦高が低いではないですか!? 12フレット6弦で1.5mm、1弦で1mmちょっと。よくまぁこんなに下げること。おかげで普通にストロークしただけでビビリまくりです。

ビビリは解消できそうだし、アンプユニットは生きているってことで即ゴミ行きにはならずにすみました。
まずは掃除からです。
フレットの掃除 
弦を外し、マグ&アルミポリッシュでフレットを磨きます。右から3本が磨いたところ。ピカピカです。このポリッシュは1つあると本当に便利です。ピカールの10倍は光ります(笑)
指板の仕上げはレモンオイルです。キレイになりました!

キレイになったZO-3 ペグもピカピカ
ボディ全体をギターポリッシュで拭きました。赤いZO-3も悪くないですね。ペグもマグ&アルミポリッシュでピカピカです。

そうそう、その前にネックを外して見ます。まっすぐなので調整は必要ないのですが、トラスロッドの回り具合も確認しておきたいですしね。なにしろ裏の太いネジ4本を外すだけなので簡単です。
ネックを外す
ネックがハズレ、そこにはトラスロッドのネジが見えます。(写真は撮ってません) 6角ナットで回してみましたが、左右どちらにも回りました。
そしてネックとボディの接合部に厚紙が挟んでありました。意図的にネックが寝るようにセットされています。もちろん外しておきました。

さて弦を張ります。
ZO-3専用弦 ZO-3専用弦を開けてみた
ZO-3の弦ですが、普通のエレキ用の弦でも大丈夫なようですが、スケールが短いためにテンションが緩くなってしまうようです。高い物ではないので、楽器屋でZO−3専用弦を買ってきました。500円くらいだったかな?
この専用弦は1弦が0.09mmです。エレキ用の弦だとエクストラライトゲージと同じくらいです。細いですね。そして3弦は巻き線ではありません。

弦高とオクターブ調整 オクターブ調整
弦高が低すぎてビビリが出ていたので、全弦とも弦高を高くしました。
弦高は細い6角ナットで調整します。各サドルに付いている小ネジを回すことで自由に弦高を変えられます。エレキギターと一緒ですね。

そしてオクターブ調整はサドルの後ろ側の+ネジで行います。
12Fの音が低ければサドルを前に出します。つまり弦長を短くします。
逆に高ければサドルを後退させて弦長を長くします。

弦が短いと高い音が出て、長いと低い音が出るって覚えておけばいいですね。

6弦とも全て1mm以上弦高を高くしたので、オクターブ調整も全部の弦で行いました。さすがにここまで弦高変えるとオクターブ調整しないと合いませんね。

12フレット6弦の弦高 12フレット 1弦の弦高
12フレットで6弦が3mmほど。そして1弦が2.7mmほどです。マーチンD−28と同じくらいにしました。(後日1弦を2mm、6弦を2.5mmまで下げました)

ZO−3の弦高調整で気付いたことですが、ZO−3専用弦って細いじゃないですか。さらに弦長も一般的なギターよりも短いですね。ZO−3は小さいですから。だから弦のテンションがかなり緩めです。
そのため、4弦〜6弦の巻き線は弦高を2mm以上にしないと、強くストロークした時にフレットに当たります。安全圏はやはり3mmでしょう。もっともテンションが緩いので、弦高3mmでも押さえやすいんですね。

それと弦の下に付いているピックアップ。これもネジで高さ調整ができます。このZO−3は高くしすぎ(弦に近づきすぎ)だったので下げておきました。

最後に楽器屋で500円で売っていた赤いストラップを付けて完了です。
フェルナンデス ZO-3
元はホコリだらけだった3,500円のジャンクだとは誰も思わないでしょう(笑)

コイツはピックでストロークしても大きな音が出ないのでアパートでの練習には最適です。アンプにつないで少し音を出して2時間ほど練習してました。ボディは小さくネックは細いので女性向きのギターですね。

次は電池スナップ取り付けとガリ音修理