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Morris Special W-35 トップ板の膨らみ修正
アイロンと100時間以上の重石でトップ板の膨らみを平らにするリベアを行った Morris Special W-35。とりあえず一旦終了し、サドルとピンを新品にしてマーチン弦を張ってみたのが一昨日。(別窓)

トップ板の膨らみを完全に平らにすることができなかったのが残念ですが、これ以上の改善は望めないと思ってました。新しい牛骨サドルを削り、12Fでの弦高も3mm程度。弾きづらいということはありません。まだサドルの削りしろはあるので、もっと弦高を下げることは可能ですが、ある程度の余裕は残しておきたいところ。また、弦高を下げすぎてテンション感がなくなるのもイヤでした。

そして一昨日の記事に書きましたが、マーチンD−28との音比べ。その後はギターの練習をしてました。やっと気持ちよく弾けるようになったモーリス、スペシャルのW−35。D−28には及ばないものの、満足できる音です。

がっ!

レギュラーチューニングのテンションにトップ板が耐えられなかったのか、微妙に膨らんできました(汗)

やっぱりトップ板の膨らみのリベアは素人には無理なんでしょうか?

こうなったら奥の手(?)です。

ここから先はマネしないで下さいね。ギターがどうなっても責任は持てません。やるなら自己責任でお願いします。


一昨日の夜からずっと考えていたんです。トップ板の膨らみを直す方法は無いものかと… 仕事中ずっとね(汗)

で、1つの可能性を思いついたのです!

@ブレージング(力木)を濡らします
濡れた雑巾をサウンドホールに突っ込み、ブレージングを濡らします。かなりたっぷりとです。
Aアイロンの温度を高にします
前回は中温のアイロンで押しましたが、今回は高にしてみました。乾いたタオルごしにアイロンでトップ板の膨らんだ部分を押していきます。
B重石を乗せた状態でドライヤーの熱風をかけます
重石を乗せて強制的にトップ板をフラットにしている状態で、サウンドホールからドライヤーを入れ、ブレージングを熱風で温めます。

※濡らしている状態なので、過度に行うとブレージングが剥がれる可能性があります。

アイロンで押した後は手で触れないほどトップ板が熱くなります。また、濡れたブレージングからの蒸気とドライヤーの熱風で、ギター内部の湿度はかなり上がります。

その結果…
アイロンで変色してしまったトップ板
こうなってしまいました…

中温で押していた時には時間経過でかなり薄くなっていたのですが、さすがに高温で触れないくらいまで熱したので、今回は元に戻りません。家での練習用のギターなので気にしませんが(ホントか?)

見た目を犠牲にしましたが、トップ板の膨らみは…

トップ板の膨らみ修正 サウンドホール近辺の膨らみ具合

ブリッジ下部の膨らみ具合
ねっ、トップ板が平らになってるでしょう!! 代償は大きいですが…

購入時のトップ板の膨れ具合 購入時のトップ板の膨れ具合
購入時は↑コレですから、違いは歴然です。
そして幸いな事に、ブレージングの剥がれた箇所は無く、全て無事でした…たぶん。

とりあえずは平らになったトップ板。でも、このままで弦を張ってチューニングしたら、またトップ板は膨らんでくるはずです。完全に癖ついてますから。

12F 6弦の弦高 12F 1弦の弦高
一旦弦を張ってチューニングしてみます。
サドルはそのままなのに、6弦12Fは2.5mm。1弦側は1.7mmというところでしょうか? 一昨日の時点でサドルをもっと削っていたら、弦高が低すぎてビビッてしまうところでした。余裕を持たせて正解でした。

そして次に行うことは…
ブレージングの追加 
そう、ブレージングの追加です。この時のためにとタイトボンドもヤフオクで買ってあったりします(笑) アマゾンの方が安かったですね。

追加するブレージングは

割り箸です(滝汗。。。

ネットでスプルースとかエボニーを買おうかと思ったのですが、面倒だし時間かかるし…
そして効果がなかったら無駄銭になってしまいますよね。

実はこの作業を始めたのが夜の10時。DIYショップで角材を買ったら明日の作業になってしまいます。ん〜と考えた結果、家にあるもので使えそうなもの、ってことで割り箸を思いつきました。

割り箸だって上写真のように短くして曲げようとしても曲がるもんじゃないですよ。結構丈夫です。
そして割り箸って正方形じゃないですよね。カット面から見て長方形を立てるように貼り付けます。曲がらないですよ、コレは。

そして貼り付ける箇所は適当です(大丈夫か)
だって考えたって所詮素人。経験値が無いのですから、どこに貼ったら効果があるのかなんてわかりません。放射状に伸びているブレージングの間とブリッジ下に斜めに付いている平板を補強するように考えてみました。

そしてタイトボンドで接着するわけですが、クランプなんてありません。

どうしたかというと、じっと手で押さえてました(笑) 5分もすれば接着するので、とりあえずそこまでにしておいて、順に割り箸を貼り付けていきます。

もう一度重石を乗せます
そしてもう一度重石を乗せます。
この状態でトップ板がぐっと下がるので、サウンドホールから手を突っ込んで、先ほど追加した補強用の割り箸をもう一度手で押します。

明日の朝もう一度確認し、再び重しを乗せて会社にいきます。チューニングするのは帰宅してからです。結果が楽しみです。
まぁ、若干は膨らむと予想していますが、膨らみの度合いが2mmくらいで止まってくれれば満足なのですが…



トップ膨らみリベア、完結編を見に行く!